設立

災害ボランティア議員連盟

2009年10月19日 22:04

10月17日(土)
新潟県長岡市の長岡グランドホテルにて、当議連の設立総会が開催されました。
163名の会員中、49名の皆様がご参加くださいました。
以下、承認されました議案です。

◆第1号議案  全国災害ボランティア議員連盟設立の件
【経緯】
  平成17年、中越地震から1年経って開催された「防災ボランティア活動検討会」に参加した議員から、議員としての情報交換等の必要性が話し合われ、議員連盟設立の企画が持ち上がる。平成21年4月、長岡市山古志にて第一回発起人会を開催。5月末より会員募集開始。その後、議員連盟設立準備会を経て今日に至る。

【趣意】
近年、台風や異常気象による集中豪雨等により、全国各地で風水害が増加し尊い生命や財産が失われています。また地震津波災害に関しても,日本海側・瀬戸内海沿岸・内陸部など、これまで発生確率が低いとされてきた地方においても甚大な被害が起き、大規模地震発生の確率が高いとされる東海・東南海・南海の被災想定地域のみならず、全国各地で防災・減災のための不断の対策が求められています。
しかし、いつ起こるかわからない災害に対しての対策は、自治体によって、財政措置がなかなかなされなかったり、組織が形骸化していたり、災害現場にそぐわない手続きのままであったりして、「人・物・金・情報」ともに格差があるのが現状です。
私たちは、災害ボランティア活動という民間の災害復旧・復興支援の活動を経験しながら、地域防災力向上、災害時の議会・議員のあり方、そして、社会的役割がますます重要になった災害ボランティア活動の環境整備など、さまざまな課題があると感じ、議員として、より有効な政策提言を積極的に行う必要があると痛感しています。
そこで私たちは、被災現場の実情や復旧・復興活動、関連法や支援策、災害時の議会の在り方などの調査・研究・情報交換などを行い、法的な整備も含めた政策提言を考えるための議員のネットワークを構築することといたしました。市民・国民の視点から、一刻も早くもとの生活に戻るために必要な、社会の仕組み作りを考え、安心・安全な地域づくりの一助としていきたいと思います。

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